大切なことは、目に見えない

ぷーのひとりごと

気分はこれ

海には浄化の効果があるそうだ。

人間はネガティブな心を浄化したい時に海に行きたくなると言われている。

海に行きたいという私の心理は浄化されたいということなのだろうか。あながち間違っていないようにも思える。

大学生になってから、一人で海に行きたいと思うことが増えた。海に入りたいわけではなくて、海沿いを散歩したい、黄昏たいそんな心情になることが多い。

私の守護神に海の神様がいるのか、とかスピリチャル的なことを考えるほど、海に惹かれた。

 

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海沿いを歩きながら、

彼女は缶ビール片手に明け方の空を見上げた。

白い月がこちらを見ている。

波の音が心地いい。

 

彼女の背中は少し寂しそうで

でもたくさんのことを背負ってきたであろう力強さと、

まだ何も知らないといったような弱さが感じられた。

 

「もう帰ろう」自転車の後ろの席に座って坂を下る。

 

彼女にはどうやら忘れられない過去があるらしい。

 

ローズマリーの話をしよう。

ローズマリーといえば、料理の香りづけ、ハーブティー、観葉植物としても有名だ。

では、ローズマリーはなぜローズマリーという名前になったか、知っているだろうか。

 

ラテン語でローズは雫、マリナスは海。

「海の雫」

花びらの形を海の雫ととらえつけられた名前だそう。

原産は地中海沿岸ということを知るとまた、趣がある。

花言葉は「記憶」

 

彼女にはどうやら忘れられない過去があるらしい。

その話はいつかここに書き留めよう。

 

 

~おしまい~